5月24日 曲目解説2・グラズノフ エレジー  ト短調 op.44

こんにちは

ラトビアのリガですがロシア風建築

昨日からはじまりました曲目解説、本日はグラズノフ作曲 エレジー ト短調 op.44です。演奏者、執筆者ともにヴィオリスト柴田ゆきです。

グラズノフ:エレジー ト短調 op.44   Aleksandr Glazunov:Elegy gmoll  Op. 44

グラズノフ(1865-1938)はロシア帝国末期からソビエト連邦建国期に生き、ロシア音楽に多大な影響を与えた作曲家・音楽教師・指揮者です。リムスキーコルサコフに学んだ彼は17才の時に最初の交響曲が初演され大成功を収め神童の名を欲しいままにしました。その後豪商ミトロファン・ペトローヴィチ・ベリャーエフの支援を受けるようになり彼の主催する演奏会やサロンにて作品を提供するようになりました。グラズノフが一番多作であり黄金時代といわれたこの時期にエレジーは作曲されました。この曲が作曲された1893年にはチャイコフスキーが亡くなっており、グラズノフは内外から認められるロシア音楽界の中心となりその後1906年まで精力的に作曲活動を行ないました。

揺れ動くようなピアノからはじまり哀愁たっぷりなロシア的旋律をヴィオラが朗々と歌い上げるこの曲は「ロシアのブラームス」と呼ばれたグラズノフを存分に堪能できる作品となっています。

(執筆者 柴田ゆき)

おまけ

このエレジーはヴィオラのためのオリジナル作品です。ロシアのこの時代での複数の作曲家にはなぜかヴィオラのオリジナル作品が数点残されており、現代においての貴重なレパートリーとなっています。(編曲ものは除く)やはり厳しい自然に囲まれたロシアという地では哀愁漂うヴィオラの音色にみんな惹かれるのかも、と少し考えたりします。

2019年5月24日(金) 19:00~(会場 18:30)

アーク栄サロンホール

チケット購入はこちらから(パスマーケット)

購入お問い合わせは info@kyoumei-academy.jp

HPお問い合わせからも受付しています⇒こちら

 

 

 


Kyoumei Academy(音楽教室)は新規生徒さんを募集中です

教室へのアクセス・ご案内は「ここ」をクリック

☆無料相談予約、レッスン見学予約、体験レッスン予約(有料)へのお問い合わせはこちらから、もしくはトップページのCONTACTをクリックしてください。

LINEも開設しました!お気軽にお友達登録してください!

近郊地域 岐阜県多治見市・可児市・土岐市・瑞浪市・美濃加茂市・御嵩町 愛知県犬山市・瀬戸市・春日井市

※お電話でのお問い合わせはレッスンなどにより出られないことがございます。お急ぎの方はLINEもしくはEメールにてお願い致します。

名古屋市名東区、守山区、長久手市、日進市、東郷町、瀬戸市等は出張レッスンも承ります。(現在長久手市、東郷町、名古屋市にて出張レッスンを行っています。自宅以外の貸しスタジオでもレッスンを行っています。詳しいことはお問い合わせ下さい。)

SNS随時更新中!フォロー・いいねをよろしくお願いします。

コメントを投稿するにはログインしてください。

TOP