ご報告がおそくなりましたが５月3日のコンサートご来場ありがとうございました。(長久手市文化の家　風のホール）

ピアノの杉江さやかさんたちが始めたもともと愛知県芸の学生の試演会だったUNBARANCEでしたが今回で18回目を迎えています。年1回のコンサートで18年、すごく長続きしていて素晴らしいですね。同期の集まりということで切磋琢磨する仲間とずっと続けていてすごいことです。みなさん愛知を離れたり、結婚、出産されたりと状況が変わっても続けています。

中部フィルの加藤和可子さんとも久しぶりに共演しました。杉江さん加藤さんともに菊里のご出身で練習時お話も弾みました。

曲はブラームスのホルントリオ Op.40　ホルンのパートをヴィオラで演奏しています。これは編曲では無くブラームス自身がそれを認めています。ブラームスはクラリネットソナタもヴィオラで演奏可としていたりしているので珍しくありません。そしてブラームス30代の名曲といわれています。トリオなのでそれぞれソリスト級のテクニックと音楽性、そして室内楽としての完成度を求められる難曲でした。

演奏終了時

3人でかなり時間をかけて練習したつもりでしたがまだまだ奥深く、まだまだ学ぶこともたくさんあるな、という感想でした。

室内楽をこのシリーズのコンサートで演奏されるのは初めてということでお客さんも物珍しさからか過去最高の150人越えでした。ありがとうございました。

次回は5月24日（金）19:00～　アーク栄サロンホールで同じくホルントリオをメインにそれぞれのソロも演奏します。ヴァイオリンは多冶比純子さん。大学よりのお付き合いでもう20年以上になります。昨年、エストニアでの音楽祭にて再会し翌年地元柳井と東京で演奏会を開くと聞き、名古屋でもと企画を2人で練りました。

題名にあるDianthus Chember ensenmbleは彼女がNYで立ち上げた演奏団体の１つです。アメリカだけではなく国際交流やコンサート企画、後進育成などを積極的に行なっていきたいという趣旨に私も賛同し最終的に今回のコンサートの開催となりました。

日本での第一歩となるコンサート、わずかづつでも前進していきたいと思っています。ぜひみなさん応援をよろしくお願い致します。そして5月24日にお会いできることを心から楽しみにしております。お時間が許せばコンサートにぜひ足をお運び下さい。

2019年5月24日(金）　19:00～（会場　18:30)

アーク栄サロンホール

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