豊かな音を紡ぐ仕事
こんにちは。愛知、岐阜で緊急事態宣言が解除されましたー👏👏👏
とりあえず第一歩ですね。教室は条件付きですが再開できそうです。けっこう1ヶ月は長かった。。。生徒さん達には朗報です。(追記・15日になって愛知県は自粛解除を31日までしない、となり再開は現在検討中)
ずっと教室も閉めていたので今日は改めて自分がどんな考えを持って音楽家をやっているかを書いてみたいと思います。
私は音楽家は音を紡ぐ仕事だと考えています。音楽を奏でるのが音楽家だという考え方もありますが私は自分が持っている音を組み立て紡ぐことが音楽だと思っています。
音楽家は個々で自分の音を持っています。どんな音かはそれぞれですが自分は豊かな音が好きです。豊かという言葉にはいろいろな意味があると思っているからです。豊かという言葉は人によって対象が千差万別です。何によって豊と感じるかは人によって全く違います。それは物であったりお金であったり、心、仕事、家族、趣味、その人自身が価値があると思ったことに対して豊かであると感じるからです。
だからこそ他人からは理解されない価値観も当人にとってはとても豊かに感じたりします。もちろん大多数の人が豊かと感じる価値観もあります。真反対のようでどちらも正解です。ですがそれは時に軋轢も生んでしまいます。それを言葉にするとなおさら難しい場合が多いです。
その点音には言葉がありません。音を使いマイナスもプラスも含んで表現することができます。もちろん曲というガイドラインはありますが音楽を組み立てる時にどんな音、色や素材や細かいディテールを使うかは音楽家個人の裁量にゆだねられます。
だから教えるときは生徒さんのやりたいことが音で最大限できるように、演奏するときは人に音がちゃんと届くように。そのための豊かな音を組み立て紡ぐ。音楽は一見華やかにみえて実は地道で根気の必要な作業の繰り返しです。それはコロナ前もコロナ後も変わりません。
緊急事態宣言は解除されましたが制限は続きます。経済も下がり時代は豊かさから遠ざかってしまうのでしょう。でも再び豊かさを人々が求めたとき、きっとまた音楽が必要とされる時代が来ることを思って地道に、豊かな音を紡いでいきたいと思います。
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