あーとま塾2017に参加して(レポート)

春から一気に夏になってしまったかのような毎日ですが、いかがお過ごしでしょうか?私は先週、可児市文化創造センター(通称アーラ)での劇場に関わる人のためのマーケティング・ゼミ「あーとま塾 2017」に参加してきました。簡単にここでレポートしたいと思います。

参加者は8割は文化財団や市の文化課などの行政機関の職員で残り2割が民間の事業者や市民、議員、学生など。可児市文化創造センター館長である衛館長のレクチャーにはじまり、東京電機大学教授の世良先生のコーズ・リレーテッド・マーケティング(C.R.M)の講義、可児市文化創造センタースタッフの坂崎さんの今まで可児市が行ってきた具体的な方法論、グループディスカッション・発表、懇親会と非常に盛りだくさんな内容でした。

衛館長のお話は主にブログで語られている内容が主でしたが、ゆるぎない信念を持ってアーラを運営されてきたことが非常に伝わってくるお話でした。

また今回学んだC.R.Mは企業(団体)がコーズ(公益性のある支援対象)支援を行い広くコミュニケーションを取ることでマーケティング目標の達成を促進するという戦略であるというお話から、実例の1つとしていろはすとヴォルビックの比較など、目的が示されていない場合のキャンペーンは時間が経つと説得力を失うというわかりやすい事例があったり、大変参考になった話が多かったです。

しかし今回の講義は深堀すると大変幅広い知識が必要でなかなかついていくことが大変だと感じました。マーケティング目標というのは起業や経営の知識がなければそもそも立てることができないし、公共の概念を入れるならソーシャル・インパクト・ボンド(社会的インパクト投資)などの知識、公共でなくてもそもそも投資の概念に理解が必要です。今回の講義で少々ひっかかったことは、その肝心な投資の概念があいまいだったことでしょうか。自分は投資についてはコモンズ投信と関わりがあり、そこで先例をたくさん見る機会があったため実感として理解できる部分も多々ありましたが、かなり先進的な取り組みであり、いきなり理解するのはかなり大変であろうと思いました。

ただはっきりしていることは、民間であろうと公共であろうと目指すビジョン・ゴール・目標を定め、それに沿ってミッション・戦略・戦術を行えなければ生き残ることはできないという厳しい現実です。可児市はビジョンは館長、戦略はC.R.M、戦術はスタッフと役割がしっかり別れており、1つの組織として機能していることが最大の成功要因なのだろうと感じました。

さて、こちらの講義、申し込んだ時は知らなかったのですがこれから3000字以上のレポートを書いて提出しなければなりません・・・。何を書いても不安ですが、がんばって書き上げて提出したいと思います。今回お知り合いになった方々も非常に優秀で前向きな方々ばかりで、これから何かできるといいなとも考えています。実り多い講習会でした。次回は10月です、またレポートしたいと思っています。


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