今年の終わり、平成の終わり

今年も終わりですね。そして平成も30年で幕を閉じようとしています。

私にとっての平成は前半は音楽とともに、後半は世界を広げるために試行錯誤を繰り返した年月でした。

平成は音高、音大時代にはじまりました。平成の前半は大切な恩師、友人、仕事での仲間、たくさんの生徒さん、そしてコンサートで出会った人々に支えられ大変ながらも充実した日々でした。国内、海外へのマスタークラス、音楽祭への参加、オーケストラ、室内楽、ソロコンサート、そして全国各地への演奏旅行、海外公演ツアー。時代にも恵まれてさまざまな経験を積むことができました。プライベートでも結婚し友人の活躍を応援しにNYへ2人で行ったりしていました。しかし平成の後半から大きく時代が変わりました。


世界経済に大きなダメージを与えたリーマンショック 、いろいろなことが「ムダ」として切り捨てられていった国内不況、東日本大震災というとてつもなく大きな災害、スマホの登場。大きな時代の変化についていくために音楽だけではなく他のことについても学び試行錯誤していました。

投資、経済に始まりIT,教育、ソーシャルビジネス、起業、経営、アカデミック、社会包摂。銀行や証券、起業セミナー、ソーシャルビジネスコンテスト、論文の共同発表、文化行政セミナー、クラウドファンディング、そして事業としての音楽教室の開業。音楽以外の業界と関わることは私にとってとても新鮮な体験でした。そしてそこで出会った人々からもらったたくさんの知識や刺激は私に新しい考えや思考をもたらしてくれました。

そして今年、長年の大切な友人に誘われエストニアへ生徒さんと音楽祭に参加しました。本格的に音楽にどっぷり漬かったのは正直久しぶりでしたがそれはまた私に音楽の素晴らしさを再実感する機会を与えてくれました。友人にはとても感謝しています。

来年は久しぶりに表現者として活動をする予定です。まず5月にNYの友人と室内楽演奏会を開催します。他にも演奏会を計画しています。

今年お世話になったたくさんのみなさんに改めて御礼を申し上げます。また来年も私の活動を応援してくださると嬉しいです。来年もどうぞよろしくお願い致します。

Kyoumei-Academy代表  柴田ゆき

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