【blog】音楽はデータと情熱と哲学でできている
こんにちは。8月も終わりなのに日中は毎日毎日暑いですね!私は毎日毎日なにかの書類を書いています。ヴィオラなにそれ美味しいの?
音楽家としての自分を忘れてしましそうなので今日は頑張ってテーマは音楽でいきたいと思います。
みなさん、うちに通っていらっしゃる生徒さんたちもそうですが自分が音楽を楽しみたいのと同時に人に聞いてもらいたい、だから上手くなりたい!という思いを持っていらっしゃいます。では人に聞いてもらえる演奏をするには何が必要なのか、というお話です。
私は音楽にはデータと情熱と哲学が必要だと考えています。データは過去の蓄積を学ぶこと。楽譜を読むこと(音楽理論)に始まり作曲者や歴史の背景、楽器を演奏する現実的な技術など先人が積み重ねてきた歴史を学問として学び自分のものにします。楽器を習う上ではこれがまず最初にきます。とりあえず音楽を扱えるようにならないと始まりませんからね。
2つ目は情熱。これは個人個人の思い、感情です。楽器弾いてみたい!からお客様に喜んで聞いてほしい!や音楽が大好き!など明の部分も落ち込んだ時悲しい時に音楽に救われたという暗の部分、いろいろあります。直感や衝動で動く部分です。熱血指導!とか情熱あふれる演奏!とかよく言われます。
3つ目は哲学。これは性格や価値観や思考方法、宗教なども含みます。これは演奏する人そのもの、どんな人生でどんな考え方で生きてきたか音に現れる表現そのものになります。もちろん、1つ目にあげたデータをもとに音楽は表現されるのですが本人の哲学によってデータの解釈、選び方は変化します。なので同じ曲を演奏しても演奏者によって必ず違う演奏になります。これが演奏者の個性とよばれるものです。
この3つがそろわないと人を魅了させることはできません。クラッシック音楽は1つ目のデータ、学問の部分が非常に重視される世界ですが魅力ある演奏をするにはそれだけではダメなのです。また年齢を重ねれば重ねるほど3つ目の哲学が大事になります。
ただしこれは「凡人」が努力する場合に限ります。才能をもって生まれた人には関係ありません。もちろん99%が凡人なのでほとんどの人には当てはまりませんが。えーっと、、、という人で奏でる音楽は超素晴らしい!という場合は私たちとは違い、生きているだけで貴重な資源なので暖かく応援してあげるといいと思います。また、そういう人が次世代の音楽界を背負ったりする可能性もあるので長いスパンで見守ることも大切です。
ちなみに音楽を仕事とか他の単語にあてはめても成立します。そういう意味では世の中で秀でているといわれる人はやっている事が違っても必要条件は同じなのかもしれません。
コロナ禍で思わぬ時間ができた人もたくさんいらっしゃると思います。データを学び直すのも良し、情熱を静かにたぎらせるのも良し、自分の人生を考えるのも良し、このコロナが明けたときの未来を想像してこの状況下でできることをやれたらいいなと考えています。
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