すっかりいいお天気になりました。5月らしく新緑もきれいでお出かけ日和ですね。

さて今日のお題は英語のことわざです。意味はあとで。

私の生徒さんは非常に幅が広く下は１０代上は６０代までいらっしゃいます。習っている目的も進学のため、芸大受験のため、部活やサークル活動で上達したい、趣味で楽しみたい、アマチュアオーケストラでバリバリ弾きたい、なんとなく音楽が好き、とバラエティに富んでいます。レッスンの受け方も一生懸命練習してくる人もいればレッスンで私と一緒に弾くのを楽しみにしている人など様々です。

小さい頃の子供の習い事は親の趣味や環境に大きく左右されるためちょっと違うのかもしれませんが皆さん何かのきっかけで音楽やってみたい！⇒何がいいかな⇒弦楽器おもしろそう！というパターンが多いです。お子さんでもジブリの「耳を澄ませば」を見てバイオリン習いたい！ということもありました。友達に誘われてグループでちょっと初めてみたら自分が楽しいので他がやめていってもずっと続いているという生徒さんもいらっしゃいます。そういう何気ないきっかけ、チャンスをつかむことが自分にとって楽しいこと＝人生を豊かにするということなのだと最近強く思うのです。

Seize the fortune by the forelockとはことわざで「幸運の前髪をつかめ」という意味です。これは幸運を女神にたとえて、幸運の女神が現れたらその前髪を素早く掴み取れということです。神話で幸運の女神は頭の前部しかなく、来たと思ったらすぐに通り過ぎてしまうと言われ、それを掴み損ねないように常にいろいろな努力をしないといけないという意味も含まれています。

きっかけ＝幸運であり、常にアンテナを張り巡らせていないとせっかく来た幸運は通り過ぎて行ってしまいます。趣味に限らず仕事でも恋愛でもなんでも同じです。しかし本人には幸運でも他人にとっては無駄な事、意味のない事に見える事もたくさんあります。その時に周囲の声に押されてチャンスをみすみす逃してしまうのは本当に不幸だと感じるのです。

生きていれば簡単に自由にできない事、不自由さがたくさんありがんじがらめなのもそれなりの年齢になった自分にはよく理解できます。でもそのなかで本当にできないのか、できる方法はないのかと考える前にあきらめている人は非常に多いと思うのです。なんともったいない！！

いつかやりたいのいつかは永遠にきませんし時期が来たらの時期もいつまで待ってもきません。その時その時に自分の置かれた環境の中で精いっぱい考えてめぐってきた幸運をすべて、いやいち部分でも掴んでほしいと思っています。またそういう意味では年齢は関係ないと思っています。若さの可能性でできることもあれば熟慮できる中年だからこそできることもあります。自分も中年という年代になり、下の世代には見本として上の世代には新しい価値観を提供する身としてこれからも自分のできることにアンテナを張り巡らせ努力していきたいと思っています。

なので音楽でこういうことやりたい！声は大歓迎です。一緒に新しい可能性を探しながら豊かな音楽ライフを一生涯送ってほしいと願っています。

お知らせ

2018年8月26日（日）日進市　「山のホール」で発表会（仮）を開催します！

ソロ、ヴィオラカルテット、ピアノトリオ、合奏と盛りだくさんです。入場は無料です。講師も演奏します。

7月10日～8月14日　エストニア・タリンにてアリオンバルティック国際音楽祭が開催されます。日本からの受講生を募集中です！

日本からの渡航は7月30日～8月8日（予定）です。1週間のコースを予定しています。お問い合わせはHPでも受け付けています。締め切り真近です！

Kyoumei Academy(音楽教室）は新規生徒さんを募集中です

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